Exhibitions
朝倉文夫生誕140周年記念
猫と巡る140年、そして現在

大分県豊後大野市朝地町出身の朝倉文夫は、日本の近代彫刻を牽引した作家です。本展は、猫の作品を中心に創作を振り返るとともに、大分を拠点に活躍する美術家・安部泰輔と絵本作家/美術家・ザ・キャビンカンパニーの視点も通し作品を顕彰、競演します。あわせて、大分市の遊歩公園に展示されている作品など、広く朝倉文夫作品に触れていただく契機となることを願い企画しました。
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- Period
- 2023年6月9日(金)~8月15日(火)
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- Opening Hours
- 10:00~19:00(入場は閉館の30分前まで)
※金・土曜日は20:00まで開館
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- Exhibition Closed
- なし
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- Venue
- 大分県立美術館 1階 展示室A・アトリウム
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- Admission
- 一般 1,400(1,200)円
高校・大学生 1,000(800)円
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- Inquiries
- 大分県立美術館 TEL:097-533-4500
朝倉文夫 Fumio Asakura
大分県豊後大野市朝地町の渡辺家に生まれ、1896(明治26)年に朝倉家を継ぐ。1902(明治35)年、長兄渡辺長男をたよって上京。翌年東京美術学校彫刻選科に入学。1909(明治42)年修了。1908(明治41)年の第2回文展より第8回展まで連続受賞、うち4回は最高賞の2等賞。1916(大正5)年以後文展、帝展、新文展、日展審査員。1921(大正10)年、東京美術学校教授。1924(大正13)年、帝国美術院会員。1927(昭和2)年より朝倉彫塑塾を主宰し、多くの後進を育成した。1944(昭和19)年、帝室技芸員。1948(昭和23)年、文化勲章受章。1951(昭和26)年、文化功労者。1964(昭和39)年81歳で没す。
ザ・キャビンカンパニー The Cabin Company
阿部健太朗と吉岡紗希による二人組の絵本作家/美術家。ともに大分県生まれ。2009 年にユニットを結成、活動を開始し、多数の絵本を出版している。絵本『だいおういかのいかたろう』 鈴木出版と『しんごうきピコリ』あかね書房で日本絵本賞読者賞を受賞。2015年には“おんせん県おおいたデスティネーションキャンペーン特別企画「ブンゴ・アート・トレジャー~列車に乗って、アートな宝さがしの旅に出かけよう~」” にも参画した。絵本、絵画、立体造形を組み合わせた異色の展覧会を国内外で発表。大分県の廃校をアトリエにし、日々さまざまな作品を生み出している。
Topics
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