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Exhibitions

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今後の展覧会

コレクション展 V  風景をめぐる アートで小旅行

後藤真吉 《城島風景》

大分県には、別府、湯布院、耶馬渓など風光明媚な場所が多くあります。県内外の画家たちは自然豊かな大分に魅了され、思い思いの方法で風景を描いてきました。今年度最後のコレクション展では、日本画、洋画、版画などから、実在の風景や自然、画家たちの心の風景を描いた作品をご紹介します。身近な土地を見つめ直したり、まだ見ぬ風景を探したり。「小旅行」にでかける気分で展示室を歩いてみましょう。

Period
2024年2月1日(木)~3月31日(日)
Venue
大分県立美術館 3階 コレクション展示室

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畠山記念館名品展

渡辺始興《四季花木図屏風(右隻)》江戸時代 重要美術品 畠山記念館蔵

東京港区・白金台にある畠山記念館は、実業家畠山一清のコレクションを公開する私立美術館です。創設者の畠山一清は、即翁と号して能楽と茶の湯を嗜み、美術品の蒐集に努めました。所蔵品は茶道具を中心とする古美術品で、国宝6件、重要文化財33件を含む約1300件に及びます。本展は九州の地で初めて、畠山記念館の所蔵品から国宝・重文を含む、約70件を厳選し、一堂にご紹介します。

Period
2024年2月9日(金)~3月26日(火)
Venue
大分県立美術館 3階 展示室B

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第42回大分県ジュニアデザイン展

Period
2024年3月19日(火)~3月24日(日)
Venue
1階 展示室A

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つくる展

-TASKO(タスコ)ファクトリーのひらめきをかたちに-

Untitled (Making #235), 2021 © Gottingham
Image courtesy of TASKO and Studio Xxingham

世界一、世界最強とも言われている日本のものづくりを、さらに元気にしているアートファクトリー「TASKO(タスコ)」。彼らのユニークな発想力と優れた技術力は、これまで様々な企業やアーティスト、デザイナーとのアイデアをカタチにし、幅広い分野で多くの作品を手がけてきました。本展では、現代アートとして見応え充分でありながら、ものづくりにおける「つくる」にスポットをあて、TASKO がこれまで制作してきた作品を展示し、多様な視点と体験で「つくる」の魅力を紹介します。TASKOの作品を通して、使われている部品、しくみやしかけ、「ひらめきをかたちに」変えた背景、エピソードから感じるものづくりの不思議、おもしろさ、楽しさに興味関心を持つこで、想像力、発想力、創造力が刺激され、きっとワクワクしてくるはずです。「つくる」ってどういうことなのかを理解し、「どうつくる?」を考え、「つくりたくなる!」きっかけを見つけられる展覧会です。

Period
2024年4月5日(金)~5月6日(月・祝)
Venue
大分県立美術館 1階 展示室A・アトリウム

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没後50年 福田平八郎

福田平八郎《漣》 1932年 重要文化財 大阪中之島美術館蔵

1892年に大分市に生まれた福田平八郎は、京都に出て美術学校で学びます。 1919 年に第 1 回帝展に初入選し、次いで第3回帝展に出品した《鯉》が特選を受賞し時代の寵児となりました。障壁画や琳派の画風を研究し、写生を基本としながら形態の単純化をおしすすめます。豊かな色彩と奇抜な画面構成による独特の装飾表現を志向し、1932年に《漣》(重要文化財)を発表しました。戦後は斬新な視点で雨の情景を描いた《雨》をはじめ、《新雪》、《水》など情緒豊かな作品を手がけ、今なお人々を魅了し続けています。
本展では、日本美術の伝統を継承しながら、西洋絵画からの刺激を受けつつ近代的な新しい日本画の世界を切り拓いた福田平八郎の画業を紹介します。

Period
2024年5月18日(土)~7月15日(月・祝)
Venue
大分県立美術館 3階 展示室B

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養老孟司 + 小檜山賢二 虫展

―神は詳細に宿る―(仮題)

深度合成写真 グンジョウオオコブハムシ

解剖学者であるとともに無類の昆虫愛好家、昆虫学者としても知られる養老孟司。深度合成技法を駆使し昆虫写真の新たな可能性を切り拓いた小檜山賢二。本展は、養老の言葉と小檜山の写真をとおして驚きと不思議に満ちた「虫」の世界を紹介します。私たちの身近にいながら、実はまだ分からないことだらけの「虫」。肉眼では知ることが出来ない微細な構造を大きく拡大した写真作品で観察することで、その小さな命の存在を実感することができるでしょう。

Period
2024年7月13日(土)~8月25日(日)
Venue
大分県立美術館 1階 展示室A

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江戸東京博物館コレクションより 北斎と広重 冨嶽三十六景への挑戦

葛飾北斎《冨嶽三十六景 凱風快晴》天保2~4年(1831~33)頃
江戸東京博物館蔵

日本を代表する浮世絵の名作、葛飾北斎の「冨嶽三十六景」は、青を使った鮮烈な色彩と大胆な構図で人々に強い衝撃を与えました。この時、北斎は70歳を越えていましたが、長い画業の中で不断の努力を重ねていました。一方の歌川広重はこの時30歳代後半。風景画を描くもヒット作のない一介の浮世絵師にすぎませんでした。北斎の大ヒットの陰で、広重はどのように自らの画風を打ち立てていったのでしょうか。これまでも北斎と広重の富士シリーズを展示する展覧会は開催されてきましたが、本展はより踏み込んだ解釈により、風景画で双璧をなす北斎と広重の挑戦をストーリー展開で浮き彫りにする試みです。江戸東京博物館の貴重なコレクションを通して、二人の浮世絵師のあくなき挑戦の数々を名品とともにご紹介します。

Period
2024年7月26日(金)~9月8日(日)
Venue
大分県立美術館 3階 コレクション展示室

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生誕120周年 サルバドール・ダリ ―天才の秘密―

ダリの生誕120周年、シュルレアリスム宣言100年の記念すべき節目に開催する本展は、世界屈指のダリ・コレクションを誇る諸橋近代美術館の所蔵品を中心にダリの生涯を概観し、ダリの渡米以降の活動にも注目します。ダリが私たち観衆に魅せた「シュルレアリスト・ダリ」とその背景にある「人間・ダリ」の複雑で繊細な内面を探り、世界中で愛されている サルバドール・ダリがいかなる芸術家であったのか、ダリの油彩、素描、 版画、彫刻のほか、シュルレアリスムの作家の作品群から明らかにします。作品約60件と関連資料を展示いたします。

Period
2024年11月22日(金)~2025年1月19日(日)
Venue
大分県立美術館 1階 展示室A

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生誕120年・没後50年 生野祥雲斎展

生野祥雲斎 《炎》 1957年

別府市出身で、「竹芸」分野初の人間国宝に認定された生野祥雲斎。本展では、生誕120年・没後50年を記念して、その作品の全貌を展示し顕彰します。唐物風の初期作から、古典的構成に櫛目編を新たな感覚で取り入れた技巧的な作品群、さらに櫛目編を大胆に用いた彫刻的な作品や、晩年の竹の素朴な美しさや力強さを生かした作品まで、幅広い作風の展開をご紹介いたします。

Period
2024年12月7日(土)~2025年1月23日(木)
Venue
大分県立美術館 3階 展示室B

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ザ・キャビンカンパニー大絵本美術展<童堂讃歌>

ザ・キャビンカンパニー 《童堂賛歌》 2023年

ザ・キャビンカンパニーは、大分県の廃校をアトリエにし、日々さまざまな作品を生み出している阿部健太朗と吉岡紗希による二人組の絵本作家/美術家。2009 年のユニット結成以来、40冊以上の絵本を出版するほか、立体作品や舞台美術、歌手あいみょんのツアーパンフレット、NHK Eテレ「おかあさんといっしょ」内コーナー『しりたガエルのけけちゃま』を生み出すなど、めざましい活躍をみせています。本展は「夢と驚きあふれる現代のアートびっくり箱」ともいえるような、ザ・キャビンカンパニーの創作活動とその源に宿すもの、そのすべてをご覧いただきます。

Period
2025年2月7日(金)~4月13日(日)
Venue
大分県立美術館 1階 展示室A・アトリウム

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