Exhibitions
コレクション展Ⅲ「かわいい日本美術」
日常のコミュニケーションの中で“かわいい”という言葉は色々な場面で使われています。日本では古くから“かわいい”ものを愛でる独自の文化があり、日本語の“かわいい”には、様々なニュアンスが含まれています。
本展では、美術作品に表現された身近な犬や猫、鳥やリス、フクロウなどの小動物、愛らしい季節の草花、無邪気で微笑ましい子ども、“ゆるかわ(ゆるくてかわいい)”の僧・布袋さんや南画に描かれた人物、さらには着物や工芸作品のデザインまで、幅広い作品に注目します。可憐なもの、幼いもの、小さいもの、素朴なもの等々の“かわいい”をキーワードに、日本美術の新たな魅力を探ります。
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- Period
- 2024年9月14日(土)~11月26日(火)
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- Opening Hours
- 10:00~19:00
金曜日・土曜日は20:00まで(入場は閉館の30分前まで)
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- Exhibition Closed
- 2024年10月21日(月)
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- Venue
- 大分県立美術館 3階 コレクション展示室
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- Organizers
- 公益財団法人大分県芸術文化スポーツ振興財団・大分県立美術館
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- Admission
- 一般 300(250)円
大学・高校生 200(150)円
※( )内は有料入場20名以上の団体料金
※中学生以下は無料
※大分県芸術文化友の会 びびKOTOBUKI無料、TAKASAGO無料、UME団体料金
※高校生は土曜日に観覧する場合は無料
※県内の小学・中学・高校生(これらに準ずる者を含む)とその引率者が教育課程に基づく教育活動として観覧する場合は無料
※身体障がい者手帳・療育手帳・精神障がい者保健福祉手帳をご提示の方とその付添者(1名)は無料
※学生の方は入場の際、学生証をご提示ください
※11/22~26は開催中の企画展半券提示で1枚につき1回無料
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- Inquiries
- 大分県立美術館 097-533-4500
展覧会の見どころ
松花堂昭乗(しょうかどうしょうじょう)は江戸時代の僧で、書や絵も巧みにかいた人です。実は「松花堂弁当」の語源でもあります。そんな昭乗が描く絵はとってもゆるい雰囲気を持ち、見ている人を癒やしてくれます。《布袋図》は昭乗がよく描いた画題のひとつ。同じく僧で友人の江月宗玩(こうげつそうがん)が画賛を書いています。
特集展示 大分竹工芸名品展-此君礼賛Vol.8-
大分県立美術館のコレクションの中でも、竹工芸で初めて人間国宝となった本県出身の生野祥雲斎(1904-1974)の作品を軸とした約300点からなる県内外の竹工芸作品は、質・量ともに国内最大級として知られています。
当館では、竹工芸を大分ならではの文化風土から生まれた主要な地域文化資源と位置付け、コレクション展における特集展示「大分竹工芸名品展-此君礼賛-」をシリーズとして開催しています。
今年度のVol.8では、「生誕120年・没後50年 生野祥雲斎展」に先駆けて、祥雲斎以降の作家を中心に、大分の竹工芸の歴史や変遷を当館コレクションの優品からにご紹介いたします。
特集展示 豊かな海と芸術家たち
『全国豊かな海づくり大会』とは
水産資源の保護・管理と海や河川・湖沼の環境保全の大切さを広く国民に訴えるとともに、つくり育てる漁業の推進を通じて水産業の振興と発展を図ることを目的に毎年各地で開催されている国民的行事の1つです。この大会は昭和56年に大分県で第1回大会が開催され、2度目の開催です。
associated event
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コレクション展III 「かわいい日本美術」びびコレクション展オープニングレクチャー
- 開催日
- 2024年9月14日(土)
- 時 間
- 14:00~15:00
- 会 場
- 大分県立美術館 3階 コレクション展示室
- 対 象
- 大分県芸術文化友の会「びび」会員
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コレクション展III 「かわいい日本美術」学芸員によるギャラリートーク
- 開催日
- 2024年9月29日(日) ~ 11月17日(日)
- 時 間
- 上記期間中 9月29日(日)、10月13日(日)、11月3日(日)、11月17日(日) 各日14:00~15:00
- 会 場
- 大分県立美術館 3階 コレクション展示室