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  2021年12月4日(土)

“OPAM at Platform of Oita Station” grand - opening 「キメラブネ」 登場!


2021年12月4日(土)からJR大分駅3・4番線ホームに“OPAM at Platform of Oita Station” grand - opening 「キメラブネ」 登場!
「OPAM at Platform of Oita Station」とは

JR大分駅3・4番線ホームの元喫煙スペースを活用して展開するJR大分駅との共同企画。
大分ゆかりのアーティストが、JR大分駅のプラットフォームに「大分県立美術館(OPAM)」をイメージして、作品を制作する企画です。
OPAMで開催する展覧会も紹介します。

第1回目の作品は

第1回目の作品を担当したのは、絵本作家/美術家「ザ・キャビンカンパニー」です。

下記プレオープニング作品とグランドオープニング作品の2作品を展開します。
● pre - opening 「かんがえる こども」 2021.9.25.sat-12.3.fri
● grand - opening 「キメラブネ」 2021.12.4.sat-2022.3.30.wed

◎観覧無料(要入場券・乗車券等)

“OPAM at Platform of Oita Station” grand - opening 「キメラブネ」 登場!

pre- opening 「かんがえる こども」(展示期間:2021年9月25日(土)~12月3日(金))に代わり、2021年12月4日(土)からgrand - opening 「キメラブネ」が登場しました(展示期間は2022年3月30日(水)まで)。

私たちはよくOPAMへ行く。
千態万条の芸術や文化が私たちの中に入ってきてくれるから。
それらが、頭の中で自由に交易し、混ざり合い、作品が生み出される。
「新しいものを生み出す」ということは、
時代を超え、国を超え、蓄積され、混ざり合い、
咀嚼された何かが、新たな形となって表出されることだと思う。
それは、中世大分の南蛮文化の伝来に似ている。
本作品「キメラブネ」は、元喫煙所スペースを南蛮船に見立て、
南蛮文化により、もたらされた動物「虎」「象」「孔雀」を
混ぜ合わせたキメラが運ばれてくる様子を表現している。
「大分駅」という旅の発着口で、この作品が多くの人々と出逢い、
また新たな何かが生まれることを期待している。
OPAMは、私たちの南蛮船だ。
ザ・キャビンカンパニー
《キメラブネ》
2021年制作

ザ・キャビンカンパニー

阿部健太朗と吉岡紗希による二人組の絵本作家/美術家。ともに大分県生まれ。
2009 年にユニットを結成、活動を開始し、多数の絵本を出版している。
絵本『だいおういかのいかたろう』 鈴木出版と『しんごうきピコリ』あかね書房で日本絵本賞読者賞を受賞。
2015年には“おんせん県おおいたデスティネーションキャンペーン特別企画「ブンゴ・アート・トレジャー~列車に乗って、アートな宝さがしの旅に出かけよう~」” にも参画した。
絵本、絵画、立体造形を組み合わせた異色の展覧会を国内外で発表。
大分県の廃校をアトリエにし、日々さまざまな作品を生み出している。