文字のサイズ
色変更
白
黒
青

教育普及

教育普及

印刷用ページ

ワークショップ写真記録

今までのワークショップの様子を紹介します。

年度
2019年度
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9

特別ワークショップ・素材と色「藤田嗣治、白の秘密」

日時 / 2019年2月24日(日) 13:30~15:30

場所 / 大分県立美術館 2階 アトリエ

木島隆康さんのレクチャー、2日目。修復家である木島さんが、藤田嗣治の作品の保存・修復からみえてきた、藤田の技法の秘密に迫るお話でした。 どのような画布を使っていたのか?白色の地塗りの作り方は?黒線は油性か、水性の墨線か?作画手順は?そして美しい乳白色の地塗りは、どのように作られたのか? 藤田の作品には秘密がたくさんあり、謎に迫るのは、好奇心をそそられます。そして、話を聞けば聞くほど、藤田が研究熱心に技法を追及していたことがみえてきました。 また、お話を聞いていると、技法に迫っていく木島さんの、とにかくやってみる!という姿勢も印象的です。「藤田嗣治はこういう技法をつかっていたのではないか?」という予想があると、全て自分で実践し、発見と考察を繰り返しているようでした。文献などの資料をもとにしただけでなく、実践を伴うお話に、聞いている参加者はぐいぐいと引き込まれていきました。

特別ワークショップ・素材と色「黄金の色 シエナ派テンペラ画」

日時 / 2019年2月23日(土) 13:30~16:30

場所 / 大分県立美術館 2階 アトリエ

木島隆康さんによる、実演も交えたワークショップ&レクチャーを行ないました。木島さんは、イタリア14C.のシエナ派テンペラ技法の調査研究を行っています。前半は、テンペラ画の作品や歴史、技法のお話をスライドにて。後半は、金箔貼りや磨き、絵の具の制作を実演しました。木島さんの実演は、所作がとても美しく、見惚れてしまうほど。今回は、参加者の方々にも体験してほしい、ということで、木島さんにアドバイスをもらいながらの体験の時間もありました。 また会場内には、木島さんが制作されたテンペラ画の制作工程見本が並びます。休憩時間やレクチャー後に、細やかさや美しさを間近で見ることができました。

恐竜展関連特別ワークショップ「恐竜パレード・ガオガオ大行進!」

日時 / 2019年2月10日(日) ・11日(月・祝)10:30~16:30

場所 / 大分県立美術館 2階 アトリエ

恐竜をつくってパレードをするワークショップ!1Fアトリウムで開催されている恐竜展にあわせて開催しました。 1日目、まずは恐竜展をみんなで見に行き、化石を見ながら、恐竜はどんな色だったのか、模様があったのか、どれだけ大きかったのか、と思いを巡らせます。アトリエに戻ると、恐竜の制作がスタート。恐竜の姿を思い浮かべたり、こんな恐竜がいたらいいなと思ったり、もしくは図鑑を見ながら、色鉛筆とアクリル絵の具を使って、恐竜の皮膚を描いていきました。 2日目は、「スーツタイプ」「持ち上げタイプ」「神輿タイプ」の3グループに分かれ、制作をスタート。1日目につくった恐竜の皮膚を組み合わせて、恐竜の形をつくっていきます。「スーツタイプ」の子は、自分で着てみながら、恐竜をどんどん進化させ、「持ち上げタイプ」の子は、空気を入れた袋に皮膚を貼付けて、自分よりも大きな恐竜に。「神輿タイプ」の子は、グループみんなで協力し、一つの巨大な恐竜をつくりました。 全員の恐竜が完成すると、いよいよパレードの始まりです。始まる前、恐竜のお披露目にドキドキと緊張している様子もありましたが、パレードが始まると元気に掛け声をかけながら、美術館の1階から3階まで巡りました。

色をめぐる7つのお話 其の七「画材の博物誌-OPAM編」 講師:森田恒之(博物学者・国立民族学博物館名誉教授)

日時 / 2019年2月9日(土) 13:30~16:30

場所 / 大分県立美術館 2階 アトリエ・体験学習室

「色をめぐる7つのお話」最終回。講師は、博物学者の森田恒之さんです。3時間にわたるレクチャーは、1部で「色はなぜ見えるの?」、2部で「顔料から塗料へ」、3部で教材ボックスの中の「大分県から絵の具をつくるシリーズ」について当館学芸員・榎本との対談、というように3部構成で進んでいきました。一つの色でも、当てる光によって見え方が変わり、さらには緯度・経度によって光が変わるのため、西洋と東洋で見える色が変わる。鉄による建築が盛んになり、錆止めのために塗料が開発され始めた。絵の具は顔料と接着剤を混ぜるだけ!だけど、その良し悪しはある。そして支持体も、ぬり方・描き方も大切だ、などなど。色にまつわるお話が盛りだくさんのレクチャーでした。

2019年2月ワークショップ

日時 / 2019年2月

2019年2月に実施した、みる、つくる、かんじる「朝のおとなの1010[てんてん]講座・お話から体験まで」、「夜のおとなの金曜講座・お話から体験まで」、「みんなの土曜アトリエ・体験から鑑賞まで」、どなたでもワークショップ「アトリエ・ミュージアム みんなでつくろっ!」、「公開ラボラトリー 教材ボックス、つくってます!」などの活動を紹介します。

色をめぐる7つのお話 其の六「質問、疑問、大募集! 色の不思議、答えます」 講師:朽津信明(東京文化財研究所 保存科学研究センター 修復計画研究室長) ~

日時 / 2019年1月26日(土) 13:30~16:30

場所 / 大分県立美術館 2階 アトリエ・体験学習室

講師は、東京文化財研究所の朽津信明さん。文化財保存の専門家であり、臼杵磨崖仏やキリシタンの遺構の調査研究も取り組まれています。 今回のレクチャーでは、事前に、朽津さんに聞いてみたい「色にまつわる疑問・質問」を募集していたのですが、82個もの質問が集まり、朽津さんのお話は、それらの質問に答えていく形で進んでいきました。「色は濡れていると、なぜ暗く見えるの?」や「美術館の照明は、どうして館ごとに違うの?」など。お話を聞けば聞くほど、これから視ることが楽しくなるような内容でした。また、修復の理念や保存にまつわるお話もあり、これまで多くの文化財保存に携わってきた朽津さんならではのお話を伺うことができました。

2019年1月ワークショップ

日時 / 2019年1月

2019年1月に実施した、みる、つくる、かんじる「朝のおとなの1010[てんてん]講座・お話から体験まで」、「夜のおとなの金曜講座・お話から体験まで」、「みんなの土曜アトリエ・体験から鑑賞まで」、どなたでもワークショップ「アトリエ・ミュージアム みんなでつくろっ!」、「公開ラボラトリー 教材ボックス、つくってます!」などの活動を紹介します。

冬の特別ワークショップ「アフタークリスマス 人形たちの楽園」

日時 / 2018年12月26日(水) ・27日(木)10:30~15:30

場所 / 大分県立美術館 2階 アトリエ

クリスマスが過ぎて年の瀬へと向かう2日間に、アフタークリスマスと題した館長新見隆によるワークショップを行ないました。集まった参加者は、小学生から大人まで34名。2日間、とても賑やかに過ぎていきました。 1日目の最初につくったのは、A4サイズの紙を使った人形。破ったり、丸めたり、立った姿の人形をつくろうと試行錯誤。その後は、館長新見が過去につくった、人形の登場する映像を観ます。好きな人を思い浮かべてつくるといい、という話を聞き、各々持ち寄った布やビーズ、美術館にある紙や綿などたくさんの素材を使い、人形をつくり始めました。 2日目も引き続き人形づくりからスタートしましたが、早めに人形をつくり終えた人は、人形劇を上演する舞台づくりに取り掛かります。絵の具も使って、おもいきり色を塗ったり、絵を描きました。最後には、2~7人のグループに分かれて、約1分間のストーリを考え、上演。人形劇をするのは少しドキドキ緊張している様子でしたが、いろいろな姿をした人形が登場し、グループごとに物語が拡がっていく劇を、みんな楽しんでいる様子でした。

色をめぐる7つのお話 其の五「3時間で語れるか?シリーズ “色の博物誌”をめぐって」 講師:降旗千賀子(目黒区美術館 学芸員)

日時 / 2018年12月22日(土) 13:30~16:30

場所 / 大分県立美術館 2階 アトリエ・体験学習室

今回の講師は、東京の目黒区美術館・学芸員の降旗千賀子さん。降旗さんは、色と人との関係を色材文化として研究し、「色の博物誌展」シリーズを企画されてきました。その中でも今回は、2016年に行なった「江戸時代の色材を視る・読む」を中心に、展覧会とワークショップのお話を伺い、会場には、展覧会ポスターや図録、実物資料が展示されました。会場はいつもと少し雰囲気を変え、客席の間に展示台を入れたレイアウトに。途中2回の休憩時間では、参加者の方々が実物資料をもとに降旗さんへ質問をする様子や、今まで降旗さんが手がけた展覧会のカタログをじっくりと手にとる姿がみられました。色への興味を強く刺激され、レクチャー終了後も参加者と降旗さんや、参加者同士のお話は止まりません。ユニークな色材の世界は、面白さでいっぱいでした。

色をめぐる7つのお話 其の四「大分の色~歴史と文化に秘められた色、いろいろ」 講師:稗田優生(大分県立歴史博物館 学芸員)

日時 / 2018年12月8日(土) 13:30~16:30

場所 / 大分県立美術館 2階 アトリエ・体験学習室

今回の講師は、大分県立歴史博物館・学芸員の稗田優生さんです。稗田さんは、国東半島や宇佐の色について、文化財科学の視点から調査・研究を行っています。開館初年度に開催した「教材ボックスをめぐる7つのお話」においても、ワークショップ・レクチャーをしていただきましたが、今回はその後の研究による鬼会面や仏像彫刻についてのお話です。実は、講座の前日に、マイナス30度のモンゴルから帰国したばかりの稗田さん。まったく疲れを見せず、元気に笑顔でお話しされ、ホヤホヤのおみやげ話も聞かせてくれました。