菅 章(すが あきら)美術史家・美術評論家
1953年大分県に生まれ。東京造形大学卒業、鳴門教育大学大学院修了。1999年より大分市美術館に勤務。2010-24年、同館館長を務める。国際美術評論家連盟会員。全国美術館会議理事。1998年、「ネオ・ダダJAPAN1958-1998――磯崎新とホワイトハウスの面々」を企画。以後、戦後日本のアヴァンギャルド芸術の研究及び現代美術の展覧会を企画している。著書に『ネオ・ダダの逆説――反芸術と芸術』(みすず書房/2022)、『美術鑑賞宣言』(共編著、日本文教出版/2003)、『成田克彦 「もの派」の残り火と絵画への希求』(共著、東京造形大学現代造形創造センター/2017)。大分のアートシーンの活性化に貢献した長年の業績を讃えられ、2024年度(第76回)大分合同新聞文化賞受賞。
OPAM美術部では大分県内の中高生を対象に活動しています。
「OPAM美術部+α」は美術部以外の中学生から一般の方も参加できる特別レクチャーです。
ーー OPAM美術部+α 今後の予定 ーー
「其の四:かわいいの魔法~キャラクターで学ぶ仏教美術 」
日時:12月7日(日)13:30-16:30
講師:翁みほり(奈良国立博物館 学芸部企画課教育室研究員)
仏教美術は難しいイメージを持っている人もいるかもしれません。しかしこの講座を聞けば仏像彫刻も好きになる! OPAM美術部+αの最終回は、奈良国立博物館の所蔵品から生まれた5匹の動物キャラクター「ざんまいず」の生みの親、翁みほりさんに、古の都・奈良、そして奈良国立博物館の仏像彫刻を中心にお話を伺います。参加者全員で、キャラクターを描くことにも挑戦しちゃいます。