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教育普及

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ワークショップ写真記録

今までのワークショップの様子を紹介します。

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春の特別ワークショップ・ファミリーワークショップ①「うつわ、もりもり」

日時 / 2019年3月23日(土) 10:30~13:30

場所 / 大分県立美術館 2階 アトリエ

4歳以上の未就学児とその保護者を対象にしたワークショップ。うつわを視て、触り、最後は食べ物をつくって盛り付けます。 最初は、いろいろな豆皿が登場。ひょうたん型や扇型、鹿やパンダが描かれたものも。形も色も柄も、さまざまです。小鹿田焼きの大皿も登場したところで、それぞれ好きなお皿を選びます。次は早速、食べ物づくり。このお皿にはどんな料理を盛り付けたらおいしそうだろう?と思い浮かべながら手を動かしていると、巻きずし、エビフライ、チーズパン、、、とおいしそうな食べ物がたくさんお皿の上に並びました。ちょうど昼食前だったこともあり、お腹が鳴ってしまうほど。休憩を挟んだ後は、由布院にある「アトリエとき」の木材でつくった器を視て、触り、コレクション展示室へ行きました。コレクション展示室では、小鹿焼きのうつわはもちろん、絵の中に描いてあるうつわも探してまわります。触ることはできないけれど、触ったらどんな感触だろう、どんな料理を盛り付けよう、と想像しながら視るのは楽しい時間になりました。

特別ワークショップ・色と形のヴィジュアルコミュニケーション「私がつくる、あなたの街」

日時 / 2019年3月9日(土) 10:30~15:30

場所 / 大分県立美術館 2階 アトリエ

デザイナーの佐々木ツヨシさんを講師に招いたワークショップ。佐々木さんは、教育普及プログラムのチラシデザインをしています。毎月発行されるチラシですが、平成30年度のチラシには、建物や木、車といったものを組み立てるおまけがついていました。今回のワークショップでは、それらを使いながら、「あなたの街」をつくっていきます。 まずはスライドで、世界の街並みを見ます。色とりどりの家が並ぶ街もあれば、光り輝く街も。どんな街をつくりたいかのイメージを膨らませた後は、佐々木さんによる道具の使い方のレクチャー。意外と知らないカッターの応用や、見たこともないデザイナーの道具に、みなさん興味津々の様子です。制作に入ると、真似してやってみます。 街をつくる建物や車、木は、チラシをそのまま使うだけでなく、拡大コピーしてみたり、トレースして違う紙でつくってみたり。色鉛筆やマジックも使って、色を塗り模様も描きます。制作中は、無言になるほど集中しているみなさんでした。 最後は、イルミネーションを仕込んだボードの上に建物たちを並べて、点灯。キラキラと光が輝く街が現れました。明かりが灯る瞬間には、歓声が上がり、じーっと街を眺めます。時間を忘れてずっと眺めていたくなるような、そんな街でした。

2019年3月ワークショップ

日時 / 2019年3月

2019年3月に実施した、みる、つくる、かんじる「朝のおとなの1010[てんてん]講座・お話から体験まで」、「夜のおとなの金曜講座・お話から体験まで」、「みんなの土曜アトリエ・体験から鑑賞まで」、どなたでもワークショップ「アトリエ・ミュージアム みんなでつくろっ!」、「公開ラボラトリー 教材ボックス、つくってます!」などの活動を紹介します。

特別ワークショップ・色と形のヴィジュアルコミュニケーション「生活のデザイン~豊かに暮らすために」

日時 / 2019年3月3日(日) 13:30~15:30

場所 / 大分県立美術館 2階 アトリエ

日本フィンランドデザイン協会理事長であり、武蔵野美術大学名誉教授でもある島崎信さんによるレクチャー2講座目です。「美しい暮らしには仕組みがある」ということで、着物、金継ぎ、法隆寺や桂離宮、さらには身度尺についてのお話を。また、それぞれの気候風土から独自の文化が生まれている中で、日本が共感を生んでいるものは「自然との調和」「簡素さを尊ぶ」「木を愛する文化」「手の温もり」であるそうです。つい忘れ去ってしまいそうになっている日本の文化を、改めて思い返す時間になりました。お話を聞いたこれからは、ちょっと違った方向からモノを視ることができそうです。

特別ワークショップ・色と形のヴィジュアルコミュニケーション「色と形と風土~北欧デザインの魅力」

日時 / 2019年3月2日(土) 13:30~15:30

場所 / 大分県立美術館 2階 アトリエ

日本フィンランドデザイン協会理事長であり、武蔵野美術大学名誉教授でもある島崎信さんによるレクチャーです。デザインと風土や環境との関わりを、北欧デザインの話から。スライドでいくつかの照明や家具を見ながら、なぜそのような形になったのか、デザイナーがどういう思考でそこへ行きついたのか、お話を伺いました。デザインは、目的を達成するための仕組みづくりであり、人生もデザインするのだ、という言葉が印象的。2時間はあっという間に過ぎていき、まだまだお話を聞き足りない参加者の方は、レクチャー後に直接質問をしていました。

特別ワークショップ・素材と色「藤田嗣治、白の秘密」

日時 / 2019年2月24日(日) 13:30~15:30

場所 / 大分県立美術館 2階 アトリエ

木島隆康さんのレクチャー、2日目。修復家である木島さんが、藤田嗣治の作品の保存・修復からみえてきた、藤田の技法の秘密に迫るお話でした。 どのような画布を使っていたのか?白色の地塗りの作り方は?黒線は油性か、水性の墨線か?作画手順は?そして美しい乳白色の地塗りは、どのように作られたのか? 藤田の作品には秘密がたくさんあり、謎に迫るのは、好奇心をそそられます。そして、話を聞けば聞くほど、藤田が研究熱心に技法を追及していたことがみえてきました。 また、お話を聞いていると、技法に迫っていく木島さんの、とにかくやってみる!という姿勢も印象的です。「藤田嗣治はこういう技法をつかっていたのではないか?」という予想があると、全て自分で実践し、発見と考察を繰り返しているようでした。文献などの資料をもとにしただけでなく、実践を伴うお話に、聞いている参加者はぐいぐいと引き込まれていきました。

特別ワークショップ・素材と色「黄金の色 シエナ派テンペラ画」

日時 / 2019年2月23日(土) 13:30~16:30

場所 / 大分県立美術館 2階 アトリエ

木島隆康さんによる、実演も交えたワークショップ&レクチャーを行ないました。木島さんは、イタリア14C.のシエナ派テンペラ技法の調査研究を行っています。前半は、テンペラ画の作品や歴史、技法のお話をスライドにて。後半は、金箔貼りや磨き、絵の具の制作を実演しました。木島さんの実演は、所作がとても美しく、見惚れてしまうほど。今回は、参加者の方々にも体験してほしい、ということで、木島さんにアドバイスをもらいながらの体験の時間もありました。 また会場内には、木島さんが制作されたテンペラ画の制作工程見本が並びます。休憩時間やレクチャー後に、細やかさや美しさを間近で見ることができました。

恐竜展関連特別ワークショップ「恐竜パレード・ガオガオ大行進!」

日時 / 2019年2月10日(日) ・11日(月・祝)10:30~16:30

場所 / 大分県立美術館 2階 アトリエ

恐竜をつくってパレードをするワークショップ!1Fアトリウムで開催されている恐竜展にあわせて開催しました。 1日目、まずは恐竜展をみんなで見に行き、化石を見ながら、恐竜はどんな色だったのか、模様があったのか、どれだけ大きかったのか、と思いを巡らせます。アトリエに戻ると、恐竜の制作がスタート。恐竜の姿を思い浮かべたり、こんな恐竜がいたらいいなと思ったり、もしくは図鑑を見ながら、色鉛筆とアクリル絵の具を使って、恐竜の皮膚を描いていきました。 2日目は、「スーツタイプ」「持ち上げタイプ」「神輿タイプ」の3グループに分かれ、制作をスタート。1日目につくった恐竜の皮膚を組み合わせて、恐竜の形をつくっていきます。「スーツタイプ」の子は、自分で着てみながら、恐竜をどんどん進化させ、「持ち上げタイプ」の子は、空気を入れた袋に皮膚を貼付けて、自分よりも大きな恐竜に。「神輿タイプ」の子は、グループみんなで協力し、一つの巨大な恐竜をつくりました。 全員の恐竜が完成すると、いよいよパレードの始まりです。始まる前、恐竜のお披露目にドキドキと緊張している様子もありましたが、パレードが始まると元気に掛け声をかけながら、美術館の1階から3階まで巡りました。

色をめぐる7つのお話 其の七「画材の博物誌-OPAM編」 講師:森田恒之(博物学者・国立民族学博物館名誉教授)

日時 / 2019年2月9日(土) 13:30~16:30

場所 / 大分県立美術館 2階 アトリエ・体験学習室

「色をめぐる7つのお話」最終回。講師は、博物学者の森田恒之さんです。3時間にわたるレクチャーは、1部で「色はなぜ見えるの?」、2部で「顔料から塗料へ」、3部で教材ボックスの中の「大分県から絵の具をつくるシリーズ」について当館学芸員・榎本との対談、というように3部構成で進んでいきました。一つの色でも、当てる光によって見え方が変わり、さらには緯度・経度によって光が変わるのため、西洋と東洋で見える色が変わる。鉄による建築が盛んになり、錆止めのために塗料が開発され始めた。絵の具は顔料と接着剤を混ぜるだけ!だけど、その良し悪しはある。そして支持体も、ぬり方・描き方も大切だ、などなど。色にまつわるお話が盛りだくさんのレクチャーでした。

2019年2月ワークショップ

日時 / 2019年2月

2019年2月に実施した、みる、つくる、かんじる「朝のおとなの1010[てんてん]講座・お話から体験まで」、「夜のおとなの金曜講座・お話から体験まで」、「みんなの土曜アトリエ・体験から鑑賞まで」、どなたでもワークショップ「アトリエ・ミュージアム みんなでつくろっ!」、「公開ラボラトリー 教材ボックス、つくってます!」などの活動を紹介します。