教育普及
ワークショップ写真記録
今までのワークショップの様子を紹介します。
2022年度
特別ワークショップ&レクチャー「What's Museum?Ⅲ 糸・布・衣」Dコース「仏像コスプレ 着付けをしてみる」講師:岩井共二(奈良国立博物館 学芸部美術室長)
日時 / 2023年3月5日 10:30~12:30
場所 / 大分県立美術館 2階 アトリエ・体験学習室
身近なモノや歴史的なモノを美術的な視点で視る特別ワークショップ&レクチャー「What's Museum?Ⅲ 糸・布・衣」の最終回は、仏像の衣文を研究している奈良国立博物館 学芸部美術室長の岩井共二さんと一緒に、仏像の衣装の着付けをしました。
特別ワークショップ&レクチャー「What's Museum?Ⅲ 糸・布・衣」Cコース「衣文からみる仏像彫刻」講師:岩井共二(奈良国立博物館 学芸部美術室長)
日時 / 2023年3月4日 13:30~16:30
場所 / 大分県立美術館 2階 アトリエ・体験学習室
仏像の衣文を研究している奈良国立博物館 学芸部美術室長の岩井共二さんから、仏像に関する基礎的な話や、仏像がつくられた地域や仏像の階級によって異なる衣装の話を、着付けの実演とともに伺いました。
OPAM美術部 特別編 アーティストとの出会い その3「石との出会い」講師:谷本めい(彫刻家)
日時 / 2023年2月26日 13:30~16:30
場所 / 大分県立美術館 2階 アトリエ・体験学習室
OPAM美術部員が作家から話を伺う特別編「OPAM美術部 アーティストとの出会い」のその3は「石との出会い」と題して、本来は彫刻に不向きとされる方解石で作品を制作する谷本めいさんを招へいして、作品の制作について話を伺うとともに、参加者全員で方解石を金槌で割る体験もしました。教材[Hands on Works]から、大分県の石で彫刻した《海の生き物たち》や方解石で制作した《アンモナイト》など、谷本さんの作品に触れました。
特別ワークショップ&レクチャー「What's Museum?Ⅲ 糸・布・衣」Bコース「大分の仏像 六郷満山を中心に」講師:菅野剛宏(大分県立歴史博物館 学芸調査課長)
日時 / 2023年2月23日 13:30~16:30
場所 / 大分県立美術館 2階 アトリエ・体験学習室
六郷満山を中心とした大分県内の仏像について、大分県立歴史博物館 学芸調査課長の菅野剛宏さんに話を伺いました。瀬戸内海に面しているため、都の文化が多く流入する国東半島ならではの、近畿地方と国東地方の表現が入り混じった仏像を多くの資料とともに解説しました。
特別ワークショップ&レクチャー「What's Museum?Ⅲ 糸・布・衣」Aコース「祇園祭のタペストリー」講師:吉田雅子(染織史/京都市立芸術大学教授)
日時 / 2023年2月19日 13:30~16:30
場所 / 大分県立美術館 2階 アトリエ・体験学習室
身近なモノや歴史的なモノを美術的な視点で視る特別ワークショップ&レクチャー「What's Museum?Ⅲ 糸・布・衣」を開催しました。Aコースは、染織史が専門の吉田雅子さんをお呼びして、京都祇園祭の山鉾に装飾された16世紀のブリュッセルのタペストリーに描かれた物語や歴史について伺いました。参加者全員で世界地図を使って、日本にタペストリーが届くまでの航路や、どの様にタペストリーが全国に散らばったのか、その道筋を辿りました。
特別ワークショップ&レクチャー「What's Museum?Ⅲ 糸・布・衣」 インスタレーション「日田祇園祭の見送幕・大分県内の仏像」
日時 / 2023年2月7日~3月5日 開館時間内
場所 / 大分県立美術館 2階 体験学習室・アトリエ前廊下・情報コーナー
特別ワークショップ&レクチャー「What's Museum?Ⅲ 糸・布・衣」のインスタレーション展示。日田祇園祭の見送幕と大分県内の神仏の画像、ぬり絵ワークショップの作品を体験学習室に展示しました。その他にも糸や布づくりの道具や、教材ボックスから須藤玲子さんのテキスタイルデザインや古澤万千子さんの制作工程見本を紹介しました。
OPAM美術部 特別編 アーティストとの出会い その2「光との出会い」講師:市川平(特殊照明家)
日時 / 2023年2月5日 13:30~16:30
場所 / 大分県立美術館 2階 アトリエ・体験学習室
OPAM美術部員が作家から話を伺う特別編「OPAM美術部 アーティストとの出会い」のその2は「光との出会い」と題して、特殊照明家の市川平さんを招へいしました。市川さんの作品について話を伺った後、竹や緩衝材、文房具をはじめ身近な素材などを参加者全員で会場に配置して、市川さんが制作した特殊な照明器具で光を当てると、様々な形の影や光が生まれました。
特別ワークショップ&レクチャー「What's Museum?Ⅲ 糸・布・衣」①「ぬりぬりのぬり絵ワークショップ~祇園祭の日」②「ぬりぬりのぬり絵ワークショップ~オシャレな仏像さんの日」
日時 / 2023年2月4日・18日 10:30~12:00、14:00~15:30
場所 / 大分県立美術館 2階 アトリエ・体験学習室
身近なモノや歴史的なモノを美術的な視点で視る特別ワークショップ&レクチャー「What's Museum? Ⅲ 糸・布・衣」を開催しました。日田祇園祭の見送幕や、大分県内の神仏の画像にクレヨンや色鉛筆を使ってぬり絵をしました。
特別ワークショップ&レクチャー「未知っち、見ちっち Vol.Ⅲ 見立ての世界」其の五「現代美術が細工見世物、美術展が開帳だったころの話」講師:木下直之(博物学・美術史/静岡県立美術館館長)
日時 / 2023年1月28日 13:30~16:30
場所 / 大分県立美術館 2階 アトリエ・体験学習室
「見立ての世界」をテーマにした「未知っち、見ちっち Vol.Ⅲ」の最終回は、静岡県立美術館館長の木下直之さんを迎えて、江戸時代に流行した見立ての細工や、見立て細工から現在の彫刻へつづく流れについて話を伺いました。貝でできた藤棚や小魚による細工見世物を木下さんが再現したときの様子や、細工人形と彫刻作品の比較について、多くの資料写真を見ながら伺いました。
OPAM美術部 特別編 アーティストとの出会い その1「金属との出会い」講師:髙橋賢悟(美術家)
日時 / 2023年1月22日 13:30~16:30
場所 / 大分県立美術館 2階 アトリエ・体験学習室
2021年度からはじまった、大分県の中高生を対象に月1・2回の活動を行っている「OPAM美術部」。2022年度は「素材と技術」をテーマに、紙や石膏、木や金属など様々な素材を用いて作品を制作しました。今回は「OPAM美術部 アーティストとの出会い」と題し、部員が美術家から話を伺う特別編を、一般の参加者も交えて開催しました。その1は、生と死や祈りをテーマに、アルミニウムによる繊細な鋳金作品を制作する髙橋賢悟さんを迎えて、髙橋さんの作品の変遷や、制作工程について動画や実演を交えながら話を聞きました。