(9/14~開催中の「特集展示 大分竹工芸名品展-此君礼賛Vol.8-」とは別の展覧会です)
大分県は、日本一の「マダケ」の産地。国指定の伝統的工芸品でもある「別府竹細工」をはじめ、日用品から土産物、さらには芸術品まで、良質な竹をさまざまに活用し、幅広く愛されてきました。『竹会 〈たけえ〉』は、見て、触れて、味わって、聴いて、竹の魅力や新たな一面に出会えるイベントです。
・竹工芸家が、竹の割り剥ぎから編みまでを会場で実演します。公開制作で日々変化していく展示をお楽しみください。
・夜は竹の作品がライトアップされ、OPAMが幻想的な空間に。
・竹にまつわるマーケットや音楽ライブなどイベント盛りだくさん。
・竹に触れるコーナーやワークショップブース、キッズコーナーもあります。
・竹の道具を使ったお茶会やフラワーアレンジも開催。特別な雰囲気をお楽しみください。
ダリの生誕120周年、シュルレアリスム宣言100年の記念すべき節目に開催する本展は、世界屈指のダリ・コレクションを誇る諸橋近代美術館の所蔵品を中心にダリの生涯を概観し、ダリの渡米以降の活動にも注目します。ダリが私たち観衆に魅せた「シュルレアリスト・ダリ」とその背景にある「人間・ダリ」の複雑で繊細な内面を探り、世界中で愛されている サルバドール・ダリがいかなる芸術家であったのか、ダリの油彩、素描、 版画、彫刻のほか、シュルレアリスムの作家の作品群から明らかにします。作品約70件と関連資料を展示いたします。
「生誕120周年 サルバドール・ダリ」展の開催にあわせて、大分県立美術館のコレクションより人間の心の内面を写し出した作品を紹介します。
別府市出身で、「竹芸」分野初の人間国宝に認定された生野祥雲斎。本展では、生誕120年・没後50年を記念して、その作品の全貌を展示し顕彰します。唐物風の初期作から、古典的構成に櫛目編を新たな感覚で取り入れた技巧的な作品群、さらに櫛目編を大胆に用いた彫刻的な作品や、晩年の竹の素朴な美しさや力強さを生かした作品まで、幅広い作風の展開をご紹介いたします。
まもなく梅や桜の季節が始まります。本展では、大分県の作家の作品を中心に、春や花に関わる作品を主にご紹介します。
冬が終わって暖かくなると、新緑が芽吹き、花のつぼみがほころびます。
雪が溶けて、人も動物もより動きやすくなります。節分や桃の節句、花見などの行事も行われます。身のまわりの花々とあわせて、春の季節をお楽しみください。
ザ・キャビンカンパニーは、大分県の廃校をアトリエにし、日々さまざまな作品を生み出している阿部健太朗と吉岡紗希による二人組の絵本作家/美術家。2009 年のユニット結成以来、40冊以上の絵本を出版するほか、立体作品や舞台美術、歌手あいみょんのツアーパンフレット、NHK Eテレ「おかあさんといっしょ」内コーナー『しりたガエルのけけちゃま』を生み出すなど、めざましい活躍をみせています。本展は「夢と驚きあふれる現代のアートびっくり箱」ともいえるような、ザ・キャビンカンパニーの創作活動とその源に宿すもの、そのすべてをご覧いただきます。