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コレクション展Ⅳ 造形紀行 「デザイン」の楽しみ

「デザイン」とはなんでしょうか?答えはひとつではありません。
「デザイン」には「図案」「模様」「設計」「造形」「構想」など多岐にわたる意味があり、「描く」(draw)や「計画する」(plan)などの行為も表します。創造的な営みという点で「デザイン」はいつの時代も美術と切り離せない存在です。企画展「イメージの力 河北秀也のiichiko design」と時期を同じく開催される本展では、「デザイン」を幅広い視点から捉え、所蔵品にみる「デザイン」の諸相を紐解きます。本展が「デザイン」について考える一つのヒントになれば幸いです。

宇治山哲平《ふくろう》1951年 ※新規収蔵作品

宇治山哲平《ふくろう》1951年 ※新規収蔵作品

ようこそ、OPAMへ!
令和4年度に新たに収蔵した作品をご紹介します。
第1章では宇治山哲平の1950年代の絵画を中心に、当時のドローイングと比較しながら「デザイン」の根幹にも通じる創造行為を探ります。
 

吉村益信《9.11タワー》2002年 ※新規収蔵作品

吉村益信《9.11タワー》2002年 ※新規収蔵作品

第2章では吉村益信の晩年の大作を中心に、戦後の幾何学抽象的な絵画や版画をご紹介します。

デザイン好き、必見!
第3章では、大正から戦後にかけて木版画や装幀の分野で活躍した恩地孝四郎の多元的な創作の展開を、貴重な本や資料とともに読み解きます。大分市内の古書店・カモシカ書店から特別出品いただく本を交えて、「デザイン」の先駆けといえる先鋭的な仕事の数々をご覧いただきます。

恩地孝四郎《ポエムNo.2 野の属》1937年(1957年平井摺) 恩地孝四郎関連資料 カモシカ書店所蔵
恩地孝四郎《ポエムNo.2 野の属》1937年(1957年平井摺) 恩地孝四郎関連資料 カモシカ書店所蔵

アイデア、いっぱい。
第4章では、亀倉雄策や永井一正ら戦後日本のグラフィックデザインをリードしたデザイナーの仕事をご紹介するとともに、「デモクラート美術家協会」や「空間から環境へ」展などを起点に、アートとデザインが交わった時代を振り返ります。靉嘔、池田満寿夫、磯崎新、横尾忠則など当館が所蔵する現代版画に加え、大分県立芸術文化短期大学より復刻版ポスターを特別出品いただきます。

永井一正《X-1》1974年 デザイン/亀倉雄策、フォトディレクター/村越襄、写真/早崎治《オリンピック 東京大会第2号ポスター》1962年(展示作品:1990年版、大分県立芸術文化短期大学美術科所蔵)
永井一正《X-1》1974年 デザイン/亀倉雄策、フォトディレクター/村越襄、写真/早崎治《オリンピック 東京大会第2号ポスター》1962年(展示作品:1990年版、大分県立芸術文化短期大学美術科所蔵)
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