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没後50年 福田平八郎

1892年に大分市に生まれた福田平八郎は、京都に出て美術学校で学びます。 1919 年に第 1 回帝展に初入選し、次いで第3回帝展に出品した《鯉》が特選を受賞し時代の寵児となりました。障壁画や琳派の画風を研究し、写生を基本としながら形態の単純化をおしすすめます。豊かな色彩と奇抜な画面構成による独特の装飾表現を志向し、1932年に《漣》(重要文化財)を発表しました。戦後は斬新な視点で雨の情景を描いた《雨》をはじめ、《新雪》、《水》など情緒豊かな作品を手がけ、今なお人々を魅了し続けています。
本展では、日本美術の伝統を継承しながら、西洋絵画からの刺激を受けつつ近代的な新しい日本画の世界を切り拓いた福田平八郎の画業を紹介します。

福田平八郎《漣》 1932年 重要文化財 大阪中之島美術館蔵
福田平八郎《漣》 1932年 重要文化財 大阪中之島美術館蔵

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