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OPAM美術部活動報告譚 by ちゃっぴー  R4年度☆其ノ二

教育普及 2022.08.01

こんにちは。ちゃっぴーです。
 
2回目のOPAM美術部は「繊維~紙」です。

紙ってとても身近にある素材だよね。
でも分かっているようで、全然分かってないかも。

ということで、最初に書道の半紙を一人一枚渡して、表裏の質感を確かめます。

 

表がツルツル、裏がザラザラ。

これをクシャクシャに丸めます。
ぎゅっと丸めたら破れないように広げる、また丸めるを繰り返して、布みたいに柔らかくなったらもう一度、表裏の質感を確かめます。

新聞紙やティッシュは繊維の向きがあって、切れやすい方向と切れにくい方向があるけど、この半紙はどうかな?


 

続いて、和紙の原材料「楮(コウゾ)」「三椏(ミツマタ)」「雁皮(ガンピ)」を紹介。
実際に楮の繊維と和紙を触りました。

 

左から楮・三椏・雁皮
左から楮・三椏・雁皮

それでは、紙ってどうやってできているの?
本格的に楮から漉きたいところですが、今回は牛乳パックのパルプや身近な紙(コピー用紙や包装紙)を水と一緒にミキサーにかけて、繊維質になったものを使って紙漉きを行います。

さっきの半紙も細かくちぎって、材料にします。

準備ができたら、まずは基本の白い紙を漉いてみます。

 

紙テープをならべてみたり、水とカラー紙テープをミキサーにかけて作ったカラーパルプを直接流し込んだり、型を使ったりして思い思いの模様を作りました。
 

漉いた紙はガラスに ぺたっと貼り付けて乾かします。
出来上がりが楽しみだね。

 

次回の紙漉きは、各々が考えた異素材の漉きこみに挑戦します。
植物の種や思い出の品、宝物なんかも紙の繊維に封じ込めることができるのか⁉

おたのしみに~☆



ちゃっぴー拝(代筆:ともちゃん / 野上智美)

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