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開館記念展vol.1 モダン百花繚乱「大分世界美術館」

―大分が世界に出会う、世界が大分に驚く「傑作名品200選」

 大分県では古来より、宇佐・国東地域を中心とした宗教文化の展開や、南蛮貿易の活発化による西欧文化との接触、江戸時代後期から大正期にかけての南画の隆盛など、異文化との交流を通じて多種多様な人物・文物が行き交い、大分ならではの個性的な風俗や文化が培われてきました。
 新たに誕生する大分県立美術館の開館記念展では、こうした大分の土壌に基づき、大分の文化を象徴する作品と、世界的に知られた美術館の名作、あるいは日本を代表する美術館のさまざまな名品とが、大分の地でかつてない“出会い”をなし相互に響き合う“大分世界美術館”を提示いたします。
 国内外の美術館や個人コレクション等から厳選された200余点からなる本展では、室町期から現代にいたる絵画、彫刻、工芸、写真などの作品が“モダン”という底流のもとに、時代や地域、ジャンルを越えて会場を構成いたします。これらの“出会い”は、大分に集ったひとつひとつの作品の真価を問い、その芸術の源泉を再確認すると同時に、新たな魅力を創出する機会にもなり得るでしょう。
 また、来館者の方々のそれぞれの“出会い”は、大分の文化風土を再発見すると同時に、異なる文化を受け入れる喜び、その可能性を体験する機会にもなることと思います。

《第 1章 》 モダンの祝賀

アンディ・ウォーホル、宇治山哲平、ワシリー・カンディンスキー、サルバドール・ダリ、パブロ・ピカソ、ジョアン・ミロ、ピエト・モンドリアン、ヘリット・トーマス・リートフェルト ほか

《 第 2 章 》 死を超える生・ 咲き誇る生命

青木繁、石内都、内田あぐり、パウル・クレー、エゴン・シーレ、髙山辰雄、奈良美智、真島直子、アンリ・マティス、山口薫 ほか

《第 3 章》 日常の美 人と共に生きる 「もの」と「かたち」

尾形乾山、河井寬次郎、北大路魯山人、志村ふくみ、濱田庄司、福田平八郎、古澤万千子、三宅一生、棟方志功、ウィリアム・モリス、バーナード・リーチほか

《 第 4 章 》 画人たちの小宇宙

生野祥雲齋、関根直子、千利休、田能村竹田、中西夏之、バーネット・ニューマン、イサム・ノグチ、アンリ・ルソー、与謝蕪村 ほか

《第 5 章》 視ることの幸福

伊藤若冲、酒井抱一、ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナー、竹内栖鳳 、中上清 、福田平八郎、円山応挙、丸山直文、松本陽子、横山大観 ほか

共催:大分合同新聞社、西日本新聞社、日本経済新聞社、毎日新聞社、読売新聞社、NHK大分放送局、OBS大分放送、TOSテレビ大分、OAB大分朝日放送、エフエム大分
後援:オランダ王国大使館、在大阪・神戸オランダ総領事館、スペイン大使館、在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本、ブリティッシュ・カウンシル、大分県教育委員会、大分県芸術文化振興会議、大分県美術協会、JR九州大分支社、朝日新聞社
特別協賛:全日本空輸株式会社、損害保険ジャパン日本興亜株式会社、三和酒類株式会社
協賛:梅林建設株式会社、大分瓦斯株式会社、株式会社大分銀行、大分航空ターミナル株式会社、大分信用金庫、鬼塚電気工事株式会社、鹿島建設株式会社、株式会社九電工、協和工業株式会社、須賀工業株式会社、株式会社東洋システム、西産工業株式会社、フンドーキン醤油株式会社、株式会社豊和銀行
助成:一般財団法人地域創造
企画協力:京都国立近代美術館
展示デザイン:矢萩喜從郎

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