文字のサイズ
色変更
白
黒
青

Exhibitions

Exhibitions

印刷用ページ

コレクション展Ⅰ 特集 楽しむ近世絵画

大分県立美術館は大分県出身やゆかりの作家を中心とした約5,000点にのぼる美術作品や資料を収蔵し、年間を通してその魅力を発信しています。
本展では、当館の近世絵画を特集しています。江戸時代の豊後・豊前の地には、藩の仕事として絵を描く絵師たちや、自分たちの楽しみとして山水や花卉を描く南画家たちなど、多様な美術が展開されました。それらの作品には、山水、季節の花々、生物たちといった美しい自然への敬慕と、その自然を身近に詩・書・画などの芸術に親しむ生活への憧れが示されています。
戦争や紛争が絶えず、様々な環境問題に直面する現代社会ではありますが、本展を通じて、江戸時代の人々が希求した幸せや平和への願いの一端を知り、明日へのヒントにしていただけたら幸いです。

岡田半江《山水画帖》1836(天保7)年
片岡辰市コレクション 帆足杏雨《秋景山水図》天保期(19世紀前半)
岡田半江《山水画帖》1836(天保7)年
片岡辰市コレクション
帆足杏雨《秋景山水図》天保期(19世紀前半)
associated event