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OPAMブログ

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カフェ・シャリテさん、期待しています♡

教育普及 2019.06.16

宇治山哲平をイメージした「しいたけチャーハン」

宇治山哲平をイメージした「しいたけチャーハン」

 開館当初から2階にあるカフェ・シャリテは、小鹿田焼の器にこれでもかと盛り付けられるボリューミーなサラダが絶品だ。シャキシャキ感あふれる新鮮野菜に、カラフルなお花のトッピング。食事にもれなくついてきて、ともするとこれで満足する人もいるのではないだろうかと言うくらい。そしてカフェ・シャリテには、OPAMならではの期間限定の特別メニューが数多く登場しているのを知っているだろうか。
 五感で楽しむミュージアム・カフェ。まずは初代館長考案による宇治山哲平をイメージした「しいたけチャーハン」から始まり、「しらすスパゲッティ」「りゅうきゅうスパゲッティ」と「まぐろサンド」と続いた。展覧会に関連した期間限定のメニューは少なくない。「ジブリの大博覧会」では「紅のシーフードナポリタン」「飛行船のトマト煮込み目玉焼きトースト添え」「金魚のかぼすサイダー」「湯屋のおはぎ」とタイトルを聞いただけで、なんとなく眼に浮かぶ人もいるだろう。そして「アート&デザインの大茶会」の須藤玲子氏にちなんだ「踊るこいのぼり」パフェは、別府大学短期大学部食物栄養科の学生による食育啓発グループ「育ドル娘」がつくった。イチゴ、抹茶、黒ごまの3種類のゼリーをベースに、アイスクリームの上にイチゴの赤いソースを掛け、雲をイメージした綿菓子をのせている。最近では恐竜展での「足跡形ハッシュ・ド・ビーフ」。食べるのがもったいないが、一口食べるとパクパクと一気に食してしまう美味しさ。
 さて、次の展覧会、「ムーミン展」では関連メニューに何が出てくるのか、期待せずにはいられない。
 

大分県立美術館 教育普及グループ 主幹学芸員 榎本寿紀

小鹿田焼の器に盛られるサラダ 須藤玲子関連「踊るこいのぼり」パフェ
恐竜展での「足跡形ハッシュ・ド・ビーフ」
小鹿田焼の器に盛られるサラダ 須藤玲子関連「踊るこいのぼり」パフェ
恐竜展での「足跡形ハッシュ・ド・ビーフ」