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2020コレクション展Ⅳ 新しき美の仲間たち

大分県立美術館(OPAM)は、今春、開館5周年を迎えました。今まで、年間5~6回ほど、さまざまなテーマによるコレクション展を開催してきました。約5000件にのぼる収蔵品には、近世から近現代にいたる各作家のバラエティ溢れる作品や、貴重な資料が含まれています。
本展では、昨年度収蔵された日田の南画家・平野五岳(1809-93)の作品を中心に構成される「平田コレクション」を公開するほか、近年新しく収蔵品の仲間に加わった他作品や、まだ当館ではご紹介できていない作品、さらには劣化や損傷を修復してよみがえった作品なども含めて、OPAM初公開作品を中心にご紹介します。

平田コレクションとは
日田市に生まれ、銀行に勤めながら生涯をかけて日田の南画家・平野五岳(1809-93)の作品を中心に収集した平田和穂(ひらた かずほ)氏(1930~2019)による美術コレクション。五岳の初期作から充実期にいたる山水画の代表作をはじめ、日記や書簡などの資料類を含む。令和元年度に53件(7件購入、46件寄贈)が当館に収蔵されることとなった。

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