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イベント&プログラム

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おおいた温故知新2017 ~大分の先人たちの知性と感性に学ぶ~ vol.1
咸宜園開塾二百年 咸宜園ゆかりの人々
  • 開催日
    コレクション展Ⅳ 後期(11月2日(木)~12月5日(火))会期中
  • 時間
    10:00~19:00 ※金曜日・土曜日は20:00まで(入館は閉館の30分前まで)
  • 会場
    3階 コレクション展示室
  • 参加費
    コレクション展Ⅳ「自然への憧憬」の観覧料に含む
    [一般300(250)円 大学生・高校生200(150)円]
    ※( )内は20名以上の団体料金
    ※中学生以下は無料
    ※高校生は土曜日に観覧する場合は無料
    ※県内の小学・中学・高校生(これらに準ずる者を含む)とその引率者が教育課程に基づく教育活動として観覧する場合は無料
    ※大分県芸術文化友の会 びびKOTOBUKI無料(同伴者1名半額)、TAKASAGO無料、UME団体料金
    ※障がい者手帳をご提示の方とその付添人(1名)は無料
  • 募集期間
    申込み不要当日参加可

江戸時代後期、日本最大級の規模を誇った日田の私塾「咸宜園」とは ー。
 咸宜園は、江戸時代後期の儒学者・廣瀬淡窓(1782~1856)が豊後・日田に開いた私塾です。文化14年(1817)、堀田村(現日田市淡窓町)に開塾した後、明治30年(1897)の閉塾までに全国からの入門者は約五千人を数え、当時における日本最大級の規模を誇りました。「咸宜園」とは、「すべてのことがよろしい」という意味で、淡窓は門下生一人ひとりの意思や個性を尊重する教育理念を塾名に込めました。「三奪法」(入門時に年齢・学歴・身分を問わない)や「月旦評」(月ごとの成績表)をはじめ、数々の個性的な教育で知られる咸宜園からは、儒学者や教育者、医者、政治家など、多岐にわたる人材が巣立っています。また漢詩文との関わりが深い南画家たちの数も少なくありません。
 大分県ゆかりの芸術家や学者たちの生涯と業績をひろく県民に紹介する「おおいた温故知新~大分の先人たちの知性と感性に学ぶ~」では、2017年度の第一弾として、今年開塾200年を迎えた咸宜園をとりあげ、塾主をつとめた廣瀬淡窓、廣瀬旭荘、後に南画家として大成する帆足杏雨、平野五岳、廣瀬淡窓を訪れた田能村竹田、頼山陽など、咸宜園ゆかりの人々の資料を幅広く紹介します。